6年生 総合的な学習「歴史から未来へ」
6年生は、総合的な学習の時間には「歴史から未来へ」をテーマに据え、学習を進めています。まず、長久手の歴史を知ろうと、4月には、古戦場公園や血の池公園へ出かけました。
現在、「小牧・長久手の戦いについて調べ学習をしています。そこで、愛知県立学芸大学の先生にお越しいただき、現在取り組んでいらっしゃる「長久手の合戦屏風」の模写作品をみせていただきました。子どもたちは、「すごい!」「細かい!」「あんな細い線、どうやって描くの!」とつぶやきながら、顔を近づけ(完成して施設に収蔵されると、こんなに間近から見ることはできません)食い入るように、線の一本一本までじっくりと見ていました。大学の先生からは、模写の重要性や、絵を描いているときの苦労、長久手の合戦の歴史的背景など、大変貴重なお話を伺うことができました。
「池田恒興や森長可など私もよく知っている人物も描かれていて、とても面白かったです。」「屏風の材料は当時と同じものを使っていること、家康は、恐れ多くて(当時の絵師は)描けなかったことにびっくりしました。」「私はあまり歴史に興味をもてませんでした。勉強や社会は苦手だったからです。でも、長久手の戦いの模写を見て、とても感動しました。今は平和で穏やかな長久手に、こんな戦いがあったんだと思うと、とても歴史を感じます。これからは楽しく社会を学べそうです。」